岡女体育祭・考察

事の始まりは、結果発表前の「採点」シーン。

採点中 集計表のアップ

映し出された集計表をよく見ると、競技ごとの記録・順位・得点と「それまでの累計点」が記されているのがわかる。累計点を計算しておけば最後に手間取らずに済むし、計算ミスも防げて一石二鳥。あるいはオンエアに乗らない部分で、競争心を煽るために随時「途中経過」が発表されていたのかもしれない。

と、ここで1つの疑問が生まれた。だったら「採点作業」なんて、最初から必要ないではないか。
では、岡村先生が赤ペンでなにやら書き込んでいたのは…。

得点操作?

折しも、いくつかのサイトで「走り高跳びとハードルの結果がおかしい」という指摘が挙がっていた矢先の発見。集計表を判読すればこの謎も解決するのではないかと考え、さっそく作業に取りかかった。

☆☆☆

と言っても、集計表には「順位・得点・累計点」が記されているので、これらの整合性をチェックすれば判読はさして難しいことではない。岡村先生の手に隠れるなどで判読不可能な部分はオンエアを信じるものとして、できあがった「本来の個人成績」がこれだ。

 徒競走高跳び腹筋ハードル
飯田圭織5位(11点)1位(15点)12位(4点)3位(13点)
石川梨華9位(7点)1位(15点)15位(1点)1位(15点)
加護亜依15位(1点)7位(9点)11位(5点)8位(8点)
亀井絵里4位(12点)1位(15点)14位(2点)2位(14点)
藤本美貴3位(13点)1位(15点)7位(9点)5位(11点)
高橋 愛2位(14点)7位(9点)4位(12点)4位(12点)
新垣里沙6位(10点)7位(9点)6位(10点)13位(3点)
田中れいな14位(2点)12位(4点)10位(6点)15位(1点)
小川麻琴8位(8点)1位(15点)8位(8点)14位(2点)
矢口真里7位(9点)7位(9点)3位(13点)11位(5点)
吉澤ひとみ12位(4点)12位(4点)9位(7点)9位(7点)
道重さゆみ13位(3点)14位(2点)13位(3点)12位(4点)
紺野あさ美10位(6点)1位(15点)5位(11点)6位(10点)
安倍なつみ11位(5点)7位(9点)2位(14点)7位(9点)
辻 希美1位(15点)15位(1点)1位(15点)9位(7点)

徒競走とハードルはオンエア通りだが、腹筋と走り高跳びには多少の「調整」が入っている。ちなみに集計表から判断する限りでは、ハードルは実際は腹筋の後に行われたらしい。

腹筋

腹筋では、特にれいなが3ランクダウンと、かなり不自然な「調整」を受けているのがわかる。

調整前調整後
10位田中れいな10位加護亜依
11位加護亜依11位飯田圭織
12位飯田圭織12位道重さゆみ
13位道重さゆみ13位田中れいな

ただし、これは決して悪意的なものではない。少なくとも自分にはそう映った。
それは「調整」前後の、各メンバーの総合順位を比べることではっきりする。

 調整前腹筋調整後
藤本美貴73点(1位)±0点73点(1位)
高橋 愛72点(2位)±0点72点(2位)
飯田圭織68点(3位)+1点69点(3位)
亀井絵里68点(3位)±0点68点(4位)
紺野あさ美67点(5位)±0点67点(5位)
矢口真里66点(6位)±0点66点(6位)
石川梨華58点(7位)±0点58点(7位)
安倍なつみ57点(8位)±0点57点(8位)
小川麻琴53点(9位)±0点53点(9位)
辻 希美48点(10位)±0点48点(10位)
新垣里沙47点(11位)±0点47点(11位)
田中れいな43点(12位)−3点40点(12位)
道重さゆみ32点(13位)+1点33点(13位)
吉澤ひとみ32点(13位)±0点32点(14位)
加護亜依28点(15位)+1点29点(15位)

調整前は、3位に飯田さんと亀井ちゃん、13位にシゲさんとよっすぃが並んでいたことがわかる。

3位が2人なのはまだいい。しかしブービーが2人いては、クライマックスの「クソ女発表シーン」の盛り上げが難しくなってしまう。そこで、たまたま腹筋で下位に並んでいた飯田さんとシゲさんの得点を1点ずつ「調整」することによって、総合順位を全員バラバラにしたかったのではないだろうか。

ただし、仮にこの2人の順位を上げ、代わりにその上の加護ちゃんを下げると、第1レースの結果(加護→飯田→亀井→石川)との間に矛盾が生じてしまう。そこで加護ちゃんもいっしょに上げて、さらに上のれいなを下げた。これなら各レースの結果とも矛盾しないし、れいなは合計点ですぐ下のシゲさんに11点差をつけているから総合順位にも影響はない。

オンエアの尺が足りない、旬を逃した、あるいは画的にヤバい(苦笑)など、腹筋がお蔵入りになったこと自体にはもっと別の理由があるのかもしれないけど、この競技における「調整」の理由については、これでとりあえず納得することができた。

走り高跳び

腹筋での「調整」が先に行われたという前提のもとで、高跳びでの「調整」は、総合順位にはまったく影響しない。

調整前調整後
7位安倍なつみ7位安倍なつみ
矢口真里矢口真里
加護亜依加護亜依
高橋 愛高橋 愛
新垣里沙新垣里沙
12位田中れいな田中れいな
吉澤ひとみ13位吉澤ひとみ
14位道重さゆみ道重さゆみ
15位辻 希美15位辻 希美

とすると、これは単に編集上の都合によるものと考えた方がよさそうだ。

田中れいな

れいなの記録は、本当は90cmではなく80cm。これは集計表からも、オンエアの画からも明らかだ。

加護90cm 田中90cm(実際は80cm)

90cmへの「調整」の理由は、腹筋で順位を3つ下げたことに対する「おわび」的なものか。あるいは既出だが、最下位争いを「少人数のガチンコ勝負」にしたいという判断によるものかもしれない。

吉澤ひとみ

記録自体は変わらないが、れいなの記録に「調整」が入ったせいで、相対的に順位が1つダウンしている。また、これも既出だが、よく見ると90cmの画と100cmの画が入れ替わっているのがわかる。

吉澤100cm(実際は90cm) 吉澤90cm(実際は100cm)

これは、90cmの回に「見せ場」を作るためと考えれば納得いく。100cmには麻琴っちゃんの背面跳びという好プレーがあったので、よっすぃの珍プレーを90cmに回したというわけだ。

道重さゆみ

集計表は判読不能だが、画を見る限り「80cm」を跳べているようだ。ではなぜ、よっすぃ・れいなが12位なのに対して、シゲさんは14位なのか。

シゲさんは80cmを跳んだあと、90cmの時のれいなと同じく地べたに座っている。ふつうに成功していれば、よっすぃ・れいなと同じ壇上に座ってよいはず。となると考えられるのは「1回目失敗→2回目成功」の流れだ。

道重80cm終了後

つまり、1回目はシゲさんと辻ちゃんがともに失敗、2回目でシゲさんだけが成功して、辻ちゃんの最下位が確定したと思われる。ただ尺の都合上、一発で勝負が決まったことにしたかったので(総合順位に影響が出ないのを確認した上で)オンエアでは順位が「調整」されていたのではないだろうか。

☆☆☆

ということは、両者とも1回目がばっさり切られたということか。
確認のため、80cmの回をもう一度頭から見なおしたところ、さらに気になるシーンが見つかった。

道重80cmスタート前  岡村「次は跳びましょう!」
道重80cm助走中  佐野「さあ道重、今度はどうか? 80センチ…!」
道重80cm終了後  辻「いきます!」 → とび箱跳び

辻ちゃんが正面→画面左→また正面と、2度もワープしている。1回の試技でスタート位置を何度も変えるとは考えにくく、むしろこれは「2回分の画がミックスされている」と考えるのが妥当だろう。

シゲさんの成功シーンは2回目しかありえない。すると辻ちゃんの「とび箱跳び」は1回目なのか?
そこで今度は「とび箱跳び」直後の、岡村先生の発言に注目してみた。

マットに倒れ込む辻  岡村「これ、最下位でいいですか?」
思わず拍手する道重  岡村「道重さん手ぇ叩きました。セーフ!」

もしこれが2回目なら、黙っていても「最下位確定」のはず。岡村先生がわざわざこう言ったのは、これが1回目の試技だったからとは考えられないだろうか。
(シゲさんも失敗したけど、辻ちゃんの跳び方があまりにおバカなのでそう思った)

さらに、シゲさんが成功・辻ちゃんが失敗という場面で「セーフ」という言葉が出てくるのも、落ち着いて考えればちょっと不自然。シゲさんが失敗して崖っぷちに立たされたものの、辻ちゃんも失敗して命拾いしたから「セーフ」…そう考える方が自然だ。

やはり「とび箱跳び」は1回目か。しかしそう考えることによって、新たな矛盾が生じる。
それは、助走中の佐野先生の実況だ。

辻80cm助走中  佐野「辻が跳べればサドンデス突入!」

もし1回目であれば、辻ちゃんが成功することで「シゲさんの最下位が確定」するというのが正しい。
とすると、やっぱりこれは2回目?

答えはNOだ。この実況は、2回目から音だけ持ってきたもの(あるいはアフレコ)と考えられる。その証拠に、リプレイ映像にはこの声は入っていない。

跳び終えた後の「徒競走トップの辻が高跳びは最下位!」の実況はどうだろう。これはバーの落ち方の違いから、2回目に失敗した時の画を挿入したと考えるのが正しそうだ。

辻80cm1回目失敗後 辻80cm2回目失敗後

同時にこれは、とび箱跳びが1回目であるという仮説の「論理補強」にもなる。

☆☆☆

以上をまとめると、バーを80cmに下げてから最下位確定までの実際の流れは、こんな感じにな る。

まずは、れいな・よっすぃが難なく成功。

田中90cm(実際は80cm) 吉澤80cmクリア

続いてシゲさんが失敗(未オンエア)
これで辻ちゃんが成功すれば、シゲさんの最下位が確定するが…。

辻のとび箱跳び(1) 辻のとび箱跳び(2)

奇跡の「とび箱跳び」が炸裂!

マットに倒れ込む辻  岡村「これ、最下位でいいですか?」

命拾いしたシゲさん、思わず拍手。

思わず拍手する道重  岡村「道重さん手ぇ叩きました。セーフ!」

気を取り直して2回目。今度はシゲさん、見事に成功!

道重80cm再挑戦(1) 道重80cm再挑戦(2)

逆に崖っぷちに立たされた辻ちゃん。しかし、またも失敗(未オンエア)

辻80cm2回目も失敗  佐野「徒競走トップの辻が高跳びは最下位!」

おそらく本来のラスト(辻ちゃんの2回目)は、かなり地味な失敗だったのだろう。そこでシゲさんの2回目を「1回目」ということにして、辻ちゃんの「とび箱跳び」で勝負がついたことにすれば、それがクライマックスになり、なおかつ決着までのテンポもよくなる。

ハードル

さらに既出ネタが続くが、ハードルでも一見して不自然なレースがあった。それは第2レースで、高橋・藤本は新垣・田中に5秒以上の大差をつけたことになっているが、実際にはどう考えても2秒程度の差しかない。

しかし、集計表には岡村先生の赤入れ前から「20.63秒」と記されているし、順位も「新垣13位・小川14位・田中15位」と、オンエア通りであることが読み取れる。

そういえば、れいなが最下位になったことで、矢口さんが「順位付けはイヤ」と噛み付くシーンがあった。その伏線のために、最初から仕組まれていた罠だという説はどうだろう。

結論から言えばそれも違う。あのシーン(写真左)は、実際は徒競走(写真右)の前後くらいに撮られたものだ。太陽の位置と、そもそもハマグチェ理事長が急にいなくなっていることからもうかがえる。

熱く語る岡村先生 徒競走前インタビュー

落としどころは「単なる計測ミス」か。2人同時にミスが起こるとは考えにくいので「ガキさんの計測にミスがあり、れいなは正しく計測されたにもかかわらず、れいなの方がミスと勘違いされ、タイムを『誤調整』されてしまった」くらいに考えるのが無難に思える。納得いかない部分もあるが、これ以上は調べようがない。

結論

片岡組の「編集魂」にはただただ脱帽。以上!

参考文献

ひたちなか運動公園(いばらぎさん) ※10月8日・9日
それにつけても@モーニング娘。(麦生さん) ※10月8日